歌舞伎の始まり・柿落としソラからの伝言「出雲の阿国」より2001年11月29日 「出雲の阿国と言われた者です。 最初は、私と白狐の真似をした者が家の前で踊る事の始まりでした。 そして食べ物を恵んでもらっていました。 それが歌舞伎の始まりなのです」 2001年11月30日 「出雲の阿国と呼ばれるのは、 阿波の国にあったヤマタイコクのことを伝えていたからです。 物乞いをしながら毎日踊りの振り付けを考えていました。 そして賑やかな村を訪れて踊っていました。 孤児の子供達にも踊りを教えていました。 踊りは必ず泣けてくる踊りでした。 大国主とヒミコの別れを踊りであらわしたのです。 皆 (ヤマタイコクの子孫) の気持ちは一つでした。 幸せに暮らしていた大国主達ヤマタイコクの悲劇を語り伝えていかねばと、 思っていました。 それが、今の歌舞伎は全く違うものになっているのが悲しいです」 真夜中突然。 「星のモノです。 白狐が頭を振る芝居は、“宇宙の始まりが渦巻き” だという事をあらわしています」 「ヘツとは宇宙から物質がどのようにして現れたかという事をあらわしています。 もう一つは、人間が死んだ後は宇宙に帰るということをあらわしているのです。 それを2つの鏡* にあらわしていたのです」 * 2つの鏡 = 興津鏡、辺津鏡。 (興津 = イシキ界へ帰る = 帰幽 。 辺津 = 物質界への現象化 = 誕生) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 続・出雲の阿国 2001年12月1日 「出雲の阿国です。 私たちの声を知らせてくれて嬉しいです。 ヤマタイコクの人達は、いつも、この本当の事を知って欲しいと思っていました。 それでいろいろとお知らせしていたのです。 それほど皆、一生懸命気づいてほしいと思っていました。 (歌舞伎の) 柿落し? とは、以前知らせた時はこのことに気づいてもらえなかったので違う事をお知らせしましたが、 本当の意味は、【カキオトシ = 書きとおす = ヤマタイコクの事を書きとおす = ヤマタイコクの事を言い伝える】 と言う意味なのです。 私は出雲で生まれたヤマタイコクの子孫の者です。 代々話を語り伝えるように言われていました。 当時の出雲はヤマトから度々攻められていました。 そして多くの人々が殺され私の両親もそうでした。 それで生きて行くために踊りを始めたのです」 |